Linux/Unixでは必ず使うshellですが、様々な種類があっていつもよく分からなくなるのでまとめてみました。
個人で使う分には好きなものを使えばいいのですが、業務利用だと使えるshellが決まっていたりするので、メジャーどころのshellは知っておいた方が良いですね。
sh (Bourne Shell)
1977年誕生。
shellの原点であるが、現在敢えてこれを使う理由はないです。
ksh (korn shell)
1983年誕生。
Unix系のshellであり、Unix系だと目にする機会多いかもしれません。
shの上位互換。
bash (Bourne Again Shell)
1989年誕生。
shの上位互換。
多くのLinux系で標準shellとなっています。
業務利用だとこれがデフォルトになってます。
zsh (z shell)
1990年誕生。
macOSではcatalinaからデフォルトのshellとなっています(それまではbashがデフォルト)。
shell最終系ということでzを冠しているようです。
利便性等に優れるので個人利用等、使用するshellに制約がなければzshが良いかと思われます。
csh (c shell)
1978年誕生。
C言語チックな記述方法のshellであり、csh系shellの原点。
tcshが上位互換になるので、csh系を使うならtcshが良さそう。
tcsh (t c shell)
cshの進化系であり上位互換。
csh系を使うならこれですね。
まとめ
以下をおさえておけば良いかと思います!
・bashがデフォルト(業務利用の場合、特別な理由がなければbashを選択)。
・kshはUnix系。
・zshが最新。
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