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M.2 SSDの購入時は規格の違いに気を付けて!

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更新履歴
2024/11/22 通信規格(PCIe, SATA)についての記載を追加しました

知りませんでした。M.2 SSDには複数の規格があるなんて。

長さに3種類あるのは知っていましたよ。
42mm、60mm、80mmの長さがあり、幅22mmと合わせてtype2242、type2260、type2280と呼ばれています。

長さの種類は製品の型番にも含まれていたりするので広く認知されているかと思いますが、気を付けないといけないのが端子の形状通信規格

端子形状は意識して気を付けないと見逃してしまいます。
そして端子形状を間違うと物理的に接続できない、通信規格を間違うと物理的に接続できても通信できないので必ず確認が必要です。

M.2 SSD の端子形状

M.2 SSD の端子形状は3種類あります。
M-Key、B-Key、B&M-Keyと呼ばれていて、M-KeyとB-Keyは端子の切れ目が1か所入っているのですが、その位置がそれぞれで逆になっています。
B&M-KeyはM-KeyとB-Keyのハイブリット型で、両方の切れ目が入っているので2か所の切れ目があります。

M-KeyとB-Keyは互換性がなく、マザーボードでサポートしているタイプしか使用できないので要注意です。B&M-Keyであれば、マザーボードがB-KeyもしくはM-Keyどちらをサポートしていれば使用可能です。

M.2 SSD の通信規格

M.2 SSD の通信規格は2種類あります。
PCIeとSATAで、SATA(シリアルATA)は昔からHDDなどとの接続で使われ、PCIeはM.2 SSD登場と共に誕生した通信規格です。

M.2 SSDに関しては、通信速度が速さからPCIeが主流のようで、マザーボードでもPCIeのみ対応(SATA非対応)のものが増えています。

大切なのは、先ほどの端子形状と通信規格は相関があり、以下の通りPCIeはM-Keyとなります。
・M-Key:PCIe
・B-Key:SATA
・B&M-Key:SATA

M-Keyの例(Lexar NM620)

LexarのNM620という製品です。
この製品はM-KeyのM.2 SSDになります。
M-Keyなので、通信規格はPCIeです(パッケージにもPCIeと書いてありますね)。

ピントがクリアでなく見づらいのですが、このように切れ目が1か所入っています。
この位置と逆側に切れ目があればB-Keyです。

B&M-Keyの例(Transcend 420S)

Transcendの420Sという製品です。
この製品はB&M-KeyのM.2 SSDになります。
B&M-Keyなので通信規格はSATAです(パッケージにもSATAと書いてありますね)。

こちらもピントがクリアでないのですが、切れ目が2か所入っているのがわかるかと思います。

まとめ

M.2 SSD購入時には、端子形状と通信規格が接続先の機器(マザーボード等)と合っているかしっかり確認してくださいね。

できれば端子形状もしっかり確認するのが望ましいですが、PCIeであればM-KeySATAであればB-KeyもしくはB&M-Keyとなりますので、通信規格が確認できていれば端子形状が合わないことはなさそうです。

M.2 SSDはそれなりの金額の買い物になるので、よく確認した上で購入しましょう!

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