業務PCのみならず、個人所有PC内にも色々とパスワード付圧縮ファイルありますよね。
そして、そのファイルを編集することも度々あると思います。
元の圧縮ファイル名は変えずに編集したい場合、どのようにしてますか?
きっと以下のような手順を踏んでるんじゃないかと思います。
①パスワード付圧縮ファイルを解凍
②ファイルを編集
③元の圧縮ファイルを削除
④編集したファイルをパスワード付で保存
⑤正しく圧縮できてるか確認
⑥問題なければ②の平文ファイルを削除
うーん、面倒ですね。
そこで調べたところ7zを使うことで超簡単にパスワード付ファイルの内容を編集できることを発見しました。
以下、手順を追って、7zを使っての圧縮ファイルの編集方法をご紹介します。
(7z自体の使い方やダウンロードの仕方はググってください)
①パスワード付圧縮したファイルを開く
ここではテキストファイルをパスワード付圧縮したsample.zipを例にご紹介しています。
まずは7zを使って圧縮したファイルを開くのですが、解凍ファイルを展開保存するのではなく、該当ファイルを右クリックして7-Zip > 開く(一番上の開く)で開きます。
すると、7zのウィンドウが開きます。
該当ファイルが見えてますね。
暗号化の欄が「+」になっていて、ファイルにパスワードが掛かっていることが分かります。
このウィンドウで該当ファイルをダブルクリックするとパスワード入力のポップアップが出るので、パスワードを入れてファイルを開きます。
②ファイルの編集
開いたファイルを普通に編集します。
1点、気を付けないといけないのは、これはあくまで7zで開いているtempファイルを編集しているということ(下の画面キャプチャの編集しているファイルのパスを見てもらうと分かるかと思います)。
また、①で開いた7zのウィンドウはここで閉じてはいけませんのでご注意を。
また、編集したファイルは上書き保存しておきますが、次の手順で圧縮ファイルに反映しないと、編集したファイルが行方不明になってしまいます。
②編集したファイルを圧縮ファイルに反映
ファイルを編集し終わったら、そのままファイルを閉じます。
そうすると、下記のポップアップが出ますのでOKを押します。
①で開いた7-zipのウィンドウを閉じてしまうとポップアップが出ませんのでご注意を。
これで最新の内容が自動的に同じパスワード・圧縮ファイル名で更新されます。
簡単ですね。
まとめ
7-zipを使って、パスワード付圧縮ファイルを簡単に編集する方法をご紹介しました。
最初は本当に反映されてるのかな?と少し不安になりますが、頻繁に作業する時にはとっても便利なので覚えておいて損はないと思います。
ぜひ活用してくださいね。
コメント